２０１８年１２月に順礼峠から白山のコースを歩いた後、マピオンの地図を見て、順礼峠の南の七沢森林公園のほかにも、白山の北に飯山白山森林公園があるのを知って、縦走に加えて二つの森林公園の一部を歩きたいと思った。

　アジサイの他に、いくつか木に咲く花を見ることは出来たが、想像以上に山蛭が多く、２０匹以上の山蛭に付きまとわれて閉口した。家に帰って調べると、蛭に血を吸われた跡が７か所もあった。

　飯山白山森林公園は歩くコースが少ないように思われたが、七沢森林公園は面積が広く、歩くコースもいくつかあって、この森林公園内を歩くだけでも半日ぐらいは過ごせそうに思った。

ネットに出ていた二万五千分の一地図の部分コピー

参加者　２人（本人８６歳）

コースと時間
2022.06.18（土）　本厚木―飯山観音前―白山―順礼峠―七沢森林公園―七沢温泉入り口―本厚木　曇り

本厚木（７：５４〜　８：２０）―飯山観音前バス停　７０Ｍ８：４４―ロウバイの丘（９：０５〜　９：１０）―飯山観音９：３１
―稜線で後続待ち（１０：０３〜１０：０９）―白山　２８３Ｍ（１０：１２〜１０：４０）―物見峠、昼食（１１：１６〜１１：４４）
―順礼峠　１６８Ｍ（１２：４９〜１３：０７）―おおやま広場（１３：４９〜１３：５７）―七沢温泉入り口　９０Ｍ　１４：１９
―本厚木（１４：４８〜１４：５５）
　　　　　　　行動Ｈ　５Ｈ３５　歩行４Ｈ０２　休憩１Ｈ３３

概況

　飯山観音へ行くバスはバスセンターではなく、本厚木駅前から出ている。バスに乗った登山者は私たちだけだった。

　飯山観音前で下車し、飯山観音へ行く橋を渡ったところに地区の自治会の野菜売り場があった。飯山白山森林公園への入り口を尋ねると飯山観音方面を教えられたが、その先に案内図があったので、戻って金剛寺を経由する道を採った。金剛寺からロウバイの丘へ歩く道は森林公園には含まれていないのだが、歩いて行くと長谷寺の駐車場に出て、ハイキングコースの案内図があり、その先に森林公園への入り口があった。森林公園方面は桜台に向かう道標しかなく、公園内の案内図がないのは、公園が出来てから日が浅いためのように思われた。（この公園は私の持っている２００７年の昭文社の地図には載っていない。）

　桜台を経由して白山に向かう道があるかどうかわからなかった（後で調べると、桜台を経由し、尼寺から登ってくる道に合流し、白山に出られた）ので、長谷寺から白山に登る道を採った。この日は今までに歩いたことがない男坂を採ったが、階段の連続でキツイ登りだった。登る途中、下ってくる人から蛭がいると聞いた。

　白山頂上に着いた時は曇り空で、大山が薄く見えるだけだった。頂上にいた人は三人で、蛭の話を聞き、ズボンを見ると５匹ぐらい付いており、ズボンが濡れて、裾をまくると、片足に５匹ぐらいついて、血が流れていた。蛭を取り、ズボンの裾を靴下の中に入れたから、この後は蛭が靴についてズボンに上がってくることはなかった。

　ゆっくり休んで、縦走路を歩き、物見峠で昼食にしたが、縦走路で出会った人はいなかった。蛭が多いのは知られており、敬遠されているようである。この日は曇りのち晴れの予報だったが、一日中曇りで、暑さを感じることはなかった。（翌日は予報と違って暑く、この日に歩いたのはラッキーだった。）物見峠からはランドマークも見えた。

　白山から順礼峠までの間を歩いている途中、上から落ちてくる蛭が首について払い落したのは３匹ぐらいだったが、順礼峠でチョッキを脱ぐと、Tシャツに５匹ぐらい付いており、シャツの下に入ったのも１匹いた。

　順礼峠からバス停方面に下らず、七沢森林公園の中を南に下るコースを歩いた。森林公園の中にも蛭はいたと思うが、縦走路に比べれば数はかなり少ないようである。森林公園の中を南に下る道は舗装道路が横切る場所で終わっているのかと思い、その辺りでバス停に出る予定だったので、４０分ぐらい歩き、おおやま広場で休んだ後、ピクニック広場に向かい出会った公園の職員に道を聞いて、バス停に出た。公園内を横切る舗装道路は、トンネルで尾根を潜っており、トンネルの上以外の公園内の道は陸橋で舗装道路を越えていた。陸橋の南側から下の舗装道に下りて七沢温泉入り口のバス停に着いたところに、丁度厚木バスセンター行のバスが来た。

　今日のコースは、二つの森林公園を探したり歩いたりしなければ、３時間弱であるが、公園の中を見たので４時間になった。

山観音長谷寺のアジサイ	ミズキ科クマノミズキ、白山頂上	シソ科オカタツナミソウ、縦走路
クマノミズキに近い種類か、縦走路	シャクナゲの一種、七沢森林公園	七沢森林公園から大山と大山三峰