2017.11.19 茶臼山 ハイキング記録


 湯谷温泉で行われるWVシニア会の翌日鳳来寺山に登って帰るつもりだったが、その次の日に、メンバーの一人が地域の旅行で舘山寺へ行くことになっており、一旦家に帰っても翌朝早く出かけなければならないので、鳳来寺山の近くで半日ぐらいの山へ行こうといわれた。最初は交通の便を考えて、海岸近くの低山を候補にしたが、長野県との県境にある愛知県の最高峰、茶臼山にも興味があったので、ネットで調べると、山頂の直ぐ下まで開発されて宿泊施設があることが分かった。宿から南アルプスが見えるらしいが、交通不便で車を使わないと無理である。

 鳳来寺山に登るメンバーの一人に頼んで東京から車で出かけてもらい、この車に便乗して茶臼山直下の休暇村茶臼山高原に泊まって、翌日茶臼山に登り、舘山寺へ送り届けてから帰途に着くことになった。


休暇村茶臼山高原から送られてきたハイキングマップ


参加者 3人、(3人とも81歳)

コースと時間
2017.11.19(日) 休暇村茶臼山高原―茶臼山―萩太郎山―休暇村茶臼山高原  晴れ

休暇村茶臼山高原 1250M8:49―茶臼山 1415M(9:50〜10:05)―鞍部 1240M10:48―萩太郎山 1368M(11:10〜11:24)
―休暇村茶臼山高原 1250M(12:01〜12:09)
       行動H 3H12 歩行2H43 休憩29

概況

 昨日は宿に16時ごろ着き、フロントで受付をしたとき、布団を自分で敷くなら百円の買い物券をくれるというので、布団は自分で敷くことにした。当初四人で申込み、一人来られなくなったので前日電車の中から一人分のキャンセルを伝えたところ、キャンセル料20%を払うことになった。(キャンセル料は送ってもらったパンフレットの中に書いてあった。)宿泊料金は四人一部屋の場合は一人8800円だが、三人になったので一人9800円になった。パンフレットを見ると料理が少ない感じがしたので3000円アップしたコースに変更を申し込んでおいた。従って三人一部屋で、宿泊料は一人12800円だった。

 席に運ばれてきた夕食の品数、量はかなり多く、この他に自由にピックアップできる料理があり(これはパンフレットに書いてなかった)、3000円アップしなくても満足できたのかもしれない。翌日の勘定書きを見ると税、サービス料が加えられていなかったから割安の感じがした。土曜日の夜だったためもあるが、家族連れを中心に客の数は多かった。

 翌日目が覚めて窓から外を見ると、雲一つない快晴で、北岳、間ノ岳、塩見、荒川、赤石、兎、聖、上河内、茶臼、光岳までが一望できた。光の南も見えているが、名前ははっきりしない。光から南の山なみが低くなった間に奥の山も一つ見えているが、大無限らしい。

 セルフサービスの朝食を済ませて、駐車場に車を置いたまま、8:49に茶臼山へ向かった。ネットからプリントした二万五千の地図には登山道がはっきりしないが、宿から送ってもらったパンフレットの中に絵図が入っており、この絵図に従って歩くことにした。絵図には天竜奥三河国定公園と書いてあった。道標は完備しており、登る途中から東側登山ルートに向かい、雷岩を経由して頂上に着いた。宿の前の駐車場から頂上まで61分だった。

 茶臼山の上には展望台があり、北岳の左に仙丈も見えた。朝、宿の窓から見た時は逆光で黒っぽく見えたが、仙丈から光のすぐ南まで雪がついていた。荒川、赤石、兎、聖が並んだ辺りが見事で、北東東50KM先の三角形に見える聖は一番大きく迫力があった。聖までの距離は木曽駒からの距離と同じである。

 西側登山ルートを下って萩太郎山へ向かった。この山の斜面はスキー場になっており、リフトが動いていた。リフトの近くは春に一面の芝桜で彩られるようである。萩太郎山の頂上に着いて展望台から眺めた11時過ぎには雲が広がって、南アルプスの山の形ははっきりしなくなっていた。

 宿の前の駐車場に戻ったのは12:01、途中29分の休憩を入れて、出発から一回りして戻るまで予定通り、3時間12分だった。帰りの東名が混むというので、すぐに出発した。休暇村茶臼山高原から下って行くと別所街道に出た所に茶臼山口というバス停があったが、休暇村とは標高差500M、距離は4KMも離れている。

 途中東栄町で昼食を摂り、その先で三遠南信自動車道に乗り、舘山寺で一人を下ろした後、浜松西ICから東名に入ったのは15:10、秦野中井あたりから渋滞していた。私は19:11に海老名SAで下ろしてもらい、15分ぐらい歩いて海老名行のバスに乗り、海老名から、相鉄と小田急で家に帰ったのは20:50だった。

 17日から三日間歩いた時間は、17日1時間51分、18日3時間13分、19日2時間43分で、この位なら疲れは残らない筈だと思っていたが、疲労はその日のうちに取りきれず、次に日に繰り越されていたようで、五日後の24日、膝に痛みが残っている。



茶臼山頂上の見晴し台で記念写真

茶臼山頂上から休暇村の建物 

茶臼山頂上から、荒川、赤石、兎、聖

茶臼山頂上から、聖、上河内、茶臼、光 

茶臼山頂上、塩見から光とその南までが一望

茶臼山頂上から萩太郎山

萩太郎山頂上から茶臼山


トップページ 海外の山 国内の山 水泳 マラソン その他